簿記二級合格への長い道のり ~六歩~
毎度ご覧いただき、ありがとうございます。ございございです。

すっかり、がっつり、しっかり冬が始まりましたね。
本記事はこのような方に向けての内容をご紹介します。
- 簿記二級に挑戦中の方
- 簿記二級に興味がある方
- 資格取得にむけて頑張っている方
この記事でわかることは、
・予約販売の仕訳
・委託、受託販売の仕訳
・試用販売の仕訳
・割賦販売の仕訳
それではいきましょう、第六章です。
「特殊商品売買」
勘定科目 | 項目 | 説明 | |
予約販売 | ― | ― | 一年間、毎月商品を届けます的なやつ 予約販売にて事前に現金を受け取った場合 借方:現金 貸方:前受金 |
未着品 | 資産 | ― | 商品が後日届く約束で貨物代表証券(船荷証券等)を受け取った際の科目 |
未着品売上 | ― | 収益 | 商品が届く前に貨物代表証券を売却した場合、通常の売上と区別するために使う科目 問題文にて指定された場合は、未着品を仕入に振り替える処理を行う 借方:仕入 貸方:未着品 |
積送品 | 資産 | ― | 委託販売の際に、手持ちの商品を受託者に渡した時の科目(仕入を減らす) 借方:積送品 貸方:仕入 |
積送品売上 | ― | 収益 | 【受託者の処理科目】積送品を売り上げた際の処理科目 |
積送諸掛 | 費用 | ― | 【委託者の処理科目】積送品を売り上げた際に発生した販売手数料等 |
積送売掛金 | 資産 | ― | 委託者が受託者より受け取る金額を掛けとした場合の科目 |
受託販売 | ― | ― | 【受託者側の処理科目】(動きは「立替金」と同じ) 借方は「あとでお金を受け取ることができる権利」、貸方は「あとでお金を支払わなければならない義務」 受託した積送品を売り上げた場合は貸方を受託販売で処理する 受託品売上時に発送費等を立て替えた場合は借方に受託販売で処理する 受託品(受け取った積送品)の現物を受け取っただけでは仕分処理なし |
試用販売 | ― | ― | お試し後に購入するか決める方法 |
試用販売契約 | ― | ― | 🔷対照勘定法 試用仮売上と対になる科目(貸借一対) 商品を渡した際に行う処理 借方:試用販売契約 貸方:試用仮売上 試用品が買い取られた場合 借方:売掛金など 貸方:試用品売上 & 借方:試用仮売上 貸方:試用販売契約 試用品が返品となった場合 借方:試用仮売上 貸方:試用販売契約 |
試用仮売上 | ― | 収益 | |
試用品売上 | ― | 収益 | |
試用品 | 資産 | ― | 🔷手許商品区分法 試用品を発送した際に行う処理 借方:試用品 貸方:仕入 (仕入を試用品に振り替える) 試用品が買い取られた場合 借方:売掛金など 貸方:試用品売上 & 借方:仕入 貸方:試用品 試用品が返品となった場合 借方:仕入 貸方:試用品 |
試用品売上 | ― | 収益 | |
割賦販売 | ― | ― | 分割支払いの販売方法 商品(など)の引き渡し時に収益として計上する 借方:割賦売掛金 貸方:割賦売上 代金が支払われた都度 借方:現金など 貸方:割賦売掛金 |
割賦売掛金 | 資産 | ― | |
割賦売上 | ― | 収益 |
まとめ
受託販売、試用販売、割賦販売は
モノ(商品など)が動く都度、それぞれの名前(未着品・・・、試用品・・・、などなど)
が付いた科目にて仕訳する
感想
ってな具合で、新科目&新手法がめっちゃ登場してます。
文章だけ読んどっても全然ピンとこんし、一回「仮」で売り上げる必要があるんかやぁ…
一回計上したやつを後でもとに戻すとか忘れそうやん。
処理がややこしいもんで凡人にはなかなか内容を理解するのがむずいじゃん。
きっと昔に、どすげー頭のいい人たちがちょっとずつ作り上げてったんだろうなぁ。
あっ、思わず三河弁がでてしまった…(; ・`д・´)
さぁ、引き続き勉強していきまっしょい。でわっ!!
第六章ボリューム:80〜110ページ
全体進度:110/273ページ
二級勉強開始:2024年9月24日
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